誰にも気づかれないように平気なふりをして生きてきた。息苦しくて、もがけばもがくほど追い込まれていった。
「他人の思惑に縛られているとき、誰のための人生なのかがわからなくなっていく。」
「自分に嘘をつく生き方って、しんどいよね。」
自分らしく生きていくために、自分の感情と体に丁寧に向き合っている人達の存在に気づくことができた。
微かな希望が見えたとき、動けない体を、心の奥底からの思いが突き動かす。悔しさや辛かった思いを力にかえて、何かをつかもうと懸命に手を伸ばしていく。
人生に遅いってことなんかない。いつでも今から始めていけばいい。弱い足取りでも歩いて行く方向が見えたとき、何かが変わり始めていることに気づいていく。
失敗したってかまわない、そこから見えるものがあるから。強くなくてもかまわない、仲間であることにかわりはないから。
無駄な経験なんてなかった。忘れたい過去も、全てがあったから今の自分がいる。一人じゃないと気付かせてくれた仲間との繋がりのなかで、本当の大事なものに気づいていく。